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永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』をご紹介!

第169回直木賞、第36回山本周五郎賞をダブル受賞。

疑う隙なんぞありはしない、あれは立派な仇討ちでしたよ――

語り草となった大事件、その真相は――。

永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』は、江戸の芝居小屋・森田座を舞台に、ある仇討ち事件の真相を解き明かす、ミステリー仕立ての時代小説です。

講談調あり歌舞伎調ありの飽きさせない文章で、一読して引き込まれます。

最後には感動と驚きが待っています。

現代人を勇気づける令和の革命的傑作誕生。

木挽町のあだ討ち


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あらすじ

ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられました。

父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は、たくさんの人々から賞賛されました。

木挽町の芝居小屋「森田座」のすぐ近くで起きた、語り草となった大事件。

二年の後、菊之助の縁者だというひとりの侍・総一郎が、仇討ちの顛末を知りたいと、芝居小屋を訪れます。

菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞くなかで、徐々に事実が明らかになります。

呼び込みの木戸芸者、舞台の立師、衣装係の女形、小道具職人とその妻、そして芝居の台本を書く筋書。

彼らは自分が見た仇討ちの様子を説明するが、すでに決着した一件の、いったい何をその武士は知ろうとしているのか?

芝居者たちの話から炙り出される、秘められた真相とは――

やがて仇討ちの裏に隠された「秘密」が浮かび上がります。


著者について

永井紗耶子さんは、1977年神奈川県出身。

慶應義塾大学文学部卒業。

新聞記者を経て、フリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。

2010年、「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。

2020年に『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で細谷正充賞、本屋が選ぶ時代小説大賞、新田次郎文学賞を受賞。

2022年、『女人入眼』が第167回直木賞の候補作に。

2023年、『木挽町のあだ討ち』で第169回直木賞、第36回山本周五郎賞を受賞しました。


読みどころ

第169回直木賞、第36回山本周五郎賞をダブル受賞

直木賞と山本周五郎賞のダブル受賞は過去には二人しかおらず、永井さんが三人目ということになります。

今もっとも注目される時代・歴史小説家による、令和の革命的傑作です。

ミステリー仕立ての時代小説

江戸時代によくあった?仇討ちの話かと思いきや、そんな単純な物語ではありません。

ジャンルとしては時代小説?それともミステリーになるのか?

一話ごとにそれぞれの人物が語る、持ち回りのインタビュー形式で進みます。

少しずつ矛盾や疑念が生じ、題名の「あだ討ち」の意味を解き明かす結末は、上質なミステリの味わいすらあります。

講談調あり歌舞伎調ありの、リズムの良い文章

仇討ちを目撃した5人が「江戸弁」で、一人称で語り始めます。

そのリズムが心地よく、まるで落語家の名人芸を寄席で聞いてるように映像が浮かんできます。

講談調あり歌舞伎調ありの飽きさせない文章で、一読して引き込まれます。

太宰の傑作『駆け込み訴え』などの一人称語りを底本にしているようです。

江戸の芝居小屋に吹き寄せられた人々の物語

「河原乞食」「芳町上がり」「隠亡」などと蔑まれながらも、したたかに生きる庶民の処世術。

世の理不尽のため木挽町に吹き寄せられた面々が、同じ理不尽に追い詰められた若者と元家人を助けるため大芝居を打ちます。

子どもに先立たれた夫婦、身寄りのない人、ネグレクトされて育った人など、つらい身の上の人が多く登場します。

今の読者がその悲しみに心を寄せやすい物語です。

江戸時代を詳細に描いた歴史小説

江戸時代の様子をこんなに詳しく書けるということは相当勉強されたのでしょう。

実際に江戸の町を見てきたの?と思えるほど、庶民の生活や花街の様子などが詳細に描かれています。

芝居小屋は「様々な出自のフリーランスたちが集う、江戸のクリエーティブ空間だった」と著者は語ります。

現代人を勇気づける物語

これから生きていく”力”をもらった気がした、という声が寄せられています。

人生観が変わり、今悩みを抱えておられる方にも良い方向の答えが出て一歩前へ進む事ができたかもしれません。

現代社会を生きる私達にも大いに参考になる教えや考え方が詰まっていると考えられます。


こんな人におすすめ

時代小説ファン

江戸の芝居小屋を舞台にした、本格的な時代小説です。

江戸時代の庶民の生活や花街の様子などが詳細に描かれています。

ミステリー好きの方

ミステリー仕立ての時代小説で、最後には感動と驚きが待っています。

少しずつ矛盾や疑念が生じ、題名の「あだ討ち」の意味を解き明かす結末は、上質なミステリの味わいです。

直木賞受賞作を読みたい方

第169回直木賞、第36回山本周五郎賞をダブル受賞した作品です。

今もっとも注目される時代・歴史小説家による、令和の革命的傑作。

落語や講談が好きな方

講談調あり歌舞伎調ありの、リズムの良い文章が魅力です。

まるで落語家の名人芸を寄席で聞いてるように映像が浮かんできます。

人生を勇気づける物語を読みたい方

現代人を勇気づける令和の革命的傑作です。

したたかに生きる庶民の処世術から、これから生きていく”力”をもらえます。


注意点

ミステリー仕立てのため、ネタバレ注意

ミステリー仕立ての時代小説で、仇討ちの裏に隠された「秘密」が浮かび上がります。

最後には感動と驚きが待っているため、ネタバレには注意が必要です。

江戸弁の一人称語りで進む

仇討ちを目撃した5人が「江戸弁」で、一人称で語り始めます。

講談調あり歌舞伎調ありの文章は魅力的ですが、慣れるまで少し読みにくく感じるかもしれません。

六幕で構成されている

お話としては六幕で構成されています。

一話ごとにそれぞれの人物が語る、持ち回りのインタビュー形式で進みます。


おわりに

第169回直木賞、第36回山本周五郎賞をダブル受賞した、永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』。

江戸の芝居小屋・森田座を舞台に、ある仇討ち事件の真相を解き明かす、ミステリー仕立ての時代小説です。

講談調あり歌舞伎調ありの飽きさせない文章で、一読して引き込まれます。

仇討ちを目撃した5人が「江戸弁」で、一人称で語り始め、そのリズムが心地よい。

世の理不尽のため木挽町に吹き寄せられた面々が、同じ理不尽に追い詰められた若者と元家人を助けるため大芝居を打ちます。

したたかに生きる庶民の処世術から、現代人もこれから生きていく”力”をもらえます。

最後には感動と驚きが待っている、令和の革命的傑作です。

木挽町のあだ討ち

この記事があなたの読書選びの参考になれば幸いです。

おわり

ジャケドロ661

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