
『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』は
アルトさん(原作)、夕薙さん(キャラクター原案)、門司雪さん(作画)による漫画作品です。
講談社「マガジンポケット」にて2021年より連載され、2025年7月時点で既刊16巻が刊行されています。
さらに、2025年10月にはTVアニメの放送も決定しており、注目度が急上昇中の作品です。
今記事では、簡単なあらすじなどをご紹介します!
味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す(1) (マガジンポケットコミックス)
無能扱いされた魔法師、真の力を解き放つ
主人公のアレク・ユグレットは、王太子直属の宮廷魔法師として補助魔法を駆使し仲間を支えてきました。
しかし、その真面目で実直な働きぶりとは裏腹に、同僚たちからは「直接戦えない無能」と見下され、ある日突然王宮を追放されてしまいます。
アレクが補助魔法に徹していたのは、仲間があまりに弱く、彼が攻撃に出る余裕がなかったためでした。
しかし追放を機に、自らの魔法の真価を解き放ちます。
かつて共に学び、伝説を築いた仲間・ヨルハと再会し、最強パーティー「ラスティングピリオド」を再結成。
補助・攻撃・防御を自在に操る万能魔法師として、再び表舞台に立ち上がります。
戦術重視の魔法バトルが熱い
本作の特徴は、単なる魔法バトルにとどまらず、補助魔法を戦略的に使いこなす点にあります。
アレクは戦況を見極め、仲間の力を最大限に引き出す補助魔法で戦闘の流れをコントロールします。
一見地味な能力が、緻密な戦略と組み合わさることで最強の力へと変化する様子は、読み応えがあり爽快感も抜群です。
また、敵側にも強力な魔法使いやダンジョンのボスが登場し、バトルの緊張感を高めています。
単なる力押しではなく、知略と連携が問われる展開は、王道の成長譚に奥行きを与えています。
仲間との絆が物語に深みを与える
アレクの成長物語の軸には、仲間との信頼関係がしっかり描かれています。
特にヨルハとの再会は、過去の誤解やすれ違いを乗り越え、再び力を合わせて未来へ進むという熱い展開となっています。
パーティーメンバーたちもそれぞれに個性的で、物語に多彩な魅力を加えています。
信頼を失った過去と、信頼を築き直す現在。その対比がアレクの人間性を浮き彫りにし、読者の共感を呼びます。
苦境を乗り越え、再起していく姿に励まされる読者も多いはずです。
TVアニメ化でさらに注目度アップ

2025年10月より本作のTVアニメ放送が予定されており、アレク役は声優の梅田修一朗さんが担当します。
ティザーPVもすでに公開されており、原作の世界観や魔法バトルの映像化に期待が高まっています。
アニメ化によって物語の魅力がより多くの層に届くことでしょう。
漫画をすでに読んでいるファンはもちろん、アニメから入る新規ファンにも受け入れられやすい普遍的なテーマを備えた作品です。
こんな内容が好きな人におすすめ!
本作は以下のようなジャンルが好きな方に特におすすめです。
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主人公が“無能”と誤解されるも、真の実力を発揮していく「追放系」や「逆転成り上がり系」作品
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補助魔法・サポートスキルに焦点を当てた、チーム戦や戦術重視のファンタジー
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仲間との絆や再会、信頼をテーマにした人間ドラマが好きな方
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ダンジョン攻略や王国の陰謀など、スケールの大きい物語が展開される異世界ファンタジー
ライトノベルや異世界転生系に馴染みのある読者はもちろん、王道の少年漫画・青年漫画ファンにも強く刺さる内容となっています。
おわりに
『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』は、過小評価されていた主人公が自らの力を解放し、仲間と共に成長していく王道の逆転ファンタジーです。
補助魔法という地味なスキルを極め、最強へと至る展開は読者に爽快感を与え、今後のアニメ展開でも大きな話題となることが予想されます。
補助職の可能性とチーム戦の奥深さを描いた本作は、ファンタジー好きはもちろん、成長物語を求める全ての読者におすすめできる一冊です。
繰り返しの紹介になりますが
主人公アレクがめちゃくちゃ強いです。
ですが、その強さも主人公だけが強いということではなく
恵まれた信頼出来る仲間と一緒にいることで
その強さが発揮されるところが、この作品の面白さの秘訣です。
特に作中で「カラフル」という魔法を打つシーンがカッコいいです!
絵の見せ方も上手いので、読んでいて楽しい作品です。
あとはアニメがどのような出来上がりになるのか楽しみです!
味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す(16) (マガジンポケットコミックス)
おわり
ジャケドロ661



