Amazonプライム・ビデオで、機動戦士Gundam GQuuuuuuXを第8話まで観ました。
率直な感想は
「機動戦士ガンダムとZガンダムを観たことのある人には最高のシリーズ作品になりそう!」
「だがしかし!オリジナルを観ていなくても楽しめる作品だ!」
っという思いです。
※ここから下はネタバレが出てきます。ご注意ください。
・機動戦士Gundam GQuuuuuuX 公式HP
・機動戦士Gundam GQuuuuuuX Wikipedia
・機動戦士Gundam GQuuuuuuXを観るならAmazonプライム・ビデオ
映画を観てきた時の率直な感想↓
物語の世界観は宇宙世紀のIf世界。
観ていて感じる率直な思いは
宇宙世紀へのオマージュと、細かく挿入されるBGMが、たまらない。
特に第7話でサイコガンダムが動き出した時に流れた「Zガンダム」のBGMに震えました。
第1話から第3話までは、先行公開していた映画版の内容を再度放映した形でした。
第4話から第10話までは新規の内容で、
また第11話は、予告を観る限り、マチュとニャアンが対決しますね。
シュウジってどれだけ魅力的なキャラなのだろうか。
第1話
第1話はいわゆる導入部分で、ジークアクスに乗る経緯とかで構成されていますね。
米津玄師さんが歌われている主題歌の歌詞内容と合って、とてもいいです。
第2話
第2話はIfの話しをより具体化した内容で、
「もしもシャアがサイド6でガンダムを略奪していたら?」という
それがどうなっていたかなという話ですね。
2話から突然展開が熱くなってきます!
ガンダムのハッチが空いている状態で、シャアが見つけて乗り込む。
要所要所で原作のセリフを混ぜながらストーリーが進む。
この世界の初の、記録に残るMSバトルが「ガンダムVSガンキャノン」という展開。
原作は「ガンダムVSザク」
実に面白い展開!
そして突然に入る謎のアイキャッチ。
オリジナルではCMに入る前に流れるシャオ!が突然流れ出す不自然さ。
でもなんだか、それがいい!!
この第2話はガンダム愛をIfという流れで好き勝手に制作陣がやった気がします。
でも好きです。
第3話
第3話は序盤の中心のクランバトルの話しですね。
ルールみたいな形とかジャンク街での生き様みたいな
世界観の細かいところが展開される話しとなっています。
後半のストーリー展開を考えると、ここは流し見程度で良い気がします。
ただ伏線があったら悔しいので、流し見はやめたほうがいいのかな。
そんな内容です。
第4話
第4話から映画ではやっていない、新しい展開です。
ここから拍車がかかるように、ジークアクスというシリーズが熱くなってきます!
ノーマルタイプ(ニュータイプ説あり)で最強クラスの戦績を残しているキャラクターの登場で盛り上がりが加速します。
急な登場な気もしますが、ここからクランバトルを含めて内容が大きく変わっていく大事な話しだと思います。
一年戦争で魔女と呼ばれた連邦のエースパイロット「シイコ・スガイ」が
自身の復讐のためだけに、家族を捨てて赤いガンダムに挑む話し。
ここでのバトルの描写がめっちゃカッコイイのですよね。
フックを使った独自のガンダムバトルで、サイコミュ機能を持った赤いガンダムを攻めるシーンは凄いの一言。
最後は赤いガンダムにビーム・サーベルで倒されてしまうわけですが
憎しみが滲みまくって圧倒する中で
不意に負けて死んでしまう、映像展開がまどマギのマミさんみたいで
少し胸が苦しくなりましたね。
家族までいたシイコが、このバトルの選択を選んだ事が正しかったのかどうか。
子どもが生まれてもなお、戦死したマヴを思い、挑んだバトル。
子どもがいれば挑まない気がするけど・・・
パイロット経験者にしかわからない苦悩と葛藤が描かれた素晴らしい第4話です。
ここでシイコの死を目の当たりにした、主人公のアマテの考え方が固まってくる展開も大事な話しの一つだと思います。
第5話
第5話はもう一人の主人公キャラクター「ニャアン」がジークアクスに乗り
物語の中心に入っていく内容となっています。
バトルの相手が「ガイア」と「オルテガ」という驚きの展開!
とりあえず一年戦争で死んでいなかったようで!良かった!
「マッシュ」は市長となって、パイロットとしての現役生活は終えている模様。
黒い2連星?ダメじゃない?
なんて思いながら観ていました。
しかしマヴとしてのガイアとオルテガは素晴らしい動きを見せますね!
機体性能では圧倒的に負けているだろう2人が
ジークアクスと赤いガンダムに迫るシーンは迫力満点です!
これが歴戦のパイロットということでしょう。
戦闘の中でニャアンがオメガサイコミュの起動に成功し、ガイアとオルテガは戦死してしまいます。
マヴって本来は上手く連携をとって、相手を圧倒していくというペアプレイだと思うのですが
ニャアンはマヴの赤いガンダムを盾にして、ガイアとオルテガに勝ちます。
味方を盾にする。
かなり狂気よりのニュータイプということでしょう。
戦争難民となって育ったニャアンは「自由」にあこがれていた。
ジークアクスに乗ることで「自由」を手にいれることが出来ると考え
目の前で圧倒してくるガイアとオルテガを倒せば自由になると。
そういった狂気じみた思いからオメガサイコミュが発動するようになったのではないでしょうか。
アマテの才能発揮とニャアンの才能発揮の仕方が違うところが
このジークアクスという作品の肝なのではないかと感じています。
「キラキラ」と呼ばれるニュータイプにしかわからない現象も
きっとキレイなキラキラとヤバいキラキラがありそうです。
実際表現としては、少し色など違いますしね。
第5話を観終わった時点で、アマテ(ジークアクス)とニャアン(赤いガンダムかティターンズのガンダムMkⅡ)がガンダムに乗って最後対決するのではと思いました。
しかし、ジークアクスはJK専用ガンダムなのか?
エグザべ(青年)はうまく乗りこなせていなかったですしね・・・
第6話
第6話は物語のこれからを決めていく(視聴者に示す)流れの話しとなっています。
この話の見どころはとりあえず
「ニャアンがめっちゃ美味しそうに麺を食べている所!」
いや、本当凄い美味しそうに食べるんですよね。
絵の表現が凄いウマイなと思いました。
あとはマスクを外したスーツ姿の一般人風のキシリアが観れる!
シャアにバズーカでやられるキシリアを思うなら、すごく新鮮です。
っとまぁ6話はストーリーを楽しみ、次に繋がる展開に期待する話しですね。
第7話
第7話は、すぐに3回くらい見直した回です。
これを30分(実質20分くらい)で収めるのはもったいない!!
っというくらい、内容が濃い話しとなっています。
キシリア暗殺のために、サイコガンダム起動(BGMに胸熱)
↓
赤いガンダムゼクノヴァ発動
↓
ゼクノヴァのせいで、サイコガンダムパイロット錯乱
↓
サイコガンダムの装甲が外れる(エヴァ風の表現になる)
↓
キシリアがやられそうになる
↓
エグザべ専用ギャンが登場!
↓
シャリア・ブルのキケロガがサイコガンダム撃破
↓
一度も戦闘をしなかったハンブラビも撃破される・・・
↓
戦場から逃げるジークアクス「アマテ」をキケロガが拿捕
↓
ニャアンがキシリアに確保される
こんな怒涛の展開!!
マジで見直し必須です。
サイコガンダムが暴走したのも見どころですがやはり
エグザべがギャンで登場したシーンはかなり熱くなりますね!
ギャンが量産?された未来なのが嬉しいです。
そしてシャリア・ブルのキケロガ!の活躍!
めちゃくちゃ強いじゃないですか・・・
さすがシャアのマヴ。半端ないですわ。
キケロガはそもそも何って思い調べた所
ガンダムの生みの親「富野由悠季さん」による『機動戦士ガンダム』の草案の中に残っていた、一年戦争で登場させなかったMAの一つみたいです。
ブラウ・ブロのメカ的な存在ということみたいで
ジークアクスを拿捕するときにキケロガの一部がMS型になったのはそういう設定を
具現化した形なのだなと思いました。
スタジオカラーは、演出がとにかくウマイんだよなぁっと改めて思いました。
一応細かく設定を観てみると
キケロガはブラウ・ブロと同じ見た目をしているが、実際は可変型MAということになっているもよう。
オリジナルだと、シャアがララァのエルメスと出ていく設定だったようですね。
エグザベのギャンもカッコいいですし
サイコガンダムの暴走も凄いし
とにかく第7話はアツイですわ。
ハンブラビの雑な扱い方も含めて
ぜひ観てほしい!
第8話
今回の話しの中心はシャアがゼクノヴァを引き起こす過程と
新型MSの登場ですね!
まずはシャアがゼクノヴァを引き起こすシーンですが
これは映画の赤いガンダム編の中で放映されたシーンと同じものを利用していましたね。
細かい箇所はもしかしたら違うかもしれませんが
キシリアが「キャスバル坊や」と呼ぶあたりなどは一緒だったはずです。
ドズルを倒したというアルテイシア(セイラさん?呼称が一度もないけど間違いはないはず)がシャアの前に突然現れます。
アルテイシアとの接触が引き金でゼクノヴァが起こったのでしょうか?
シュウジもニャアンとの接触からゼクノヴァが発動したと考えてもおかしくなさそうな表現だったので、もしかしたら女性のニュータイプと感じ合うと引き金になるのかな?
まぁそれだとシュウジとマチュでゼクノヴァが起こらないのは理由にならないのですが・・・
そして時が見えたシャアが5年後の世界に第8話の最後で登場するという・・・
名前とか出てないけど、声も一緒でクワトロさんみたいな感じに出てきたらもう
キャスバルですよね?
Zガンダムっぽいぜ・・・
そして新しいジークアクスの登場!
見た目が完全にEVANGELIONです。
そしてニャアンが適格者3人目のパイロット。
3人目。
サード。
サードチルドレン・・・?
やたら3人目が好きなご様子。
キシリアに似てるとかニャアンが言ってますけど、エヴァですから!
そんなこと言ったら
キシリアが人型汎用決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンに似てるということですから!
っと、ツッコミながら観てました。
第5話の終わりの時点で、マチュとニャアンが最後戦うのではないかと、ワタシは妄想してました。
友人になり、いざこざでぶつかり、お互いニュータイプ覚醒、一人の男が好きになるとか
こんな設定って最後戦いますよね!?
ちょうどジークアクス2体出てきたし、ありそうです。
シャアらしき彼は誰を味方に引き入れて戦うのでしょうか。
ここまで書いてて思ったのが
最後はスタジオカラーらしく
サード・インパクトみたいな、ゼクノヴァを引き起こそうとして
ニュータイプだけが生き残る世界を作るとか言い出しそうです。
しかし、終わりに向かって楽しみになってきました!
ガンダムらしいセリフの言い回しが観ていて楽しいですね。
初見で見ると主語がなくて意味不明に感じるときありますけどね!
第9話
シャロンの薔薇の謎が見えてくるジークアクス作品で大事な回となりますね!
地球に勝手に降り立ったマチュが出会ったのが
ララァでした。
あのララァ・スンです。
カバスの館で働いているという設定で、周りの人からはお姉様と言われていました。
そして、マチュとの会話の中でめちゃくちゃ大事な発言をします。
「何度やりなおしていつも白いモビルスーツが彼を殺してしまう」
何度やりなおしても。
並行世界を横断出来る能力か、それともタイムリープしているのか。
具体的なことは述べられていませんが
とりあえずアムロ・レイは生きていそうです。
生きていてもおかしくない設定。
ララァめっちゃつらい人生歩んでるな・・・
少なくとも5年間は、シャアを救う世界を探しているということ。
大切な人が何度も目の前で死んでいる姿を観ている。
アムロも大事なんだろうけど、同じくらい大事なシャアが死ぬのもつらい。
そして自分もエルメスに乗ってやられてしまう。
その世界線を変えるためにゼクノヴァでif世界に足を運んで
別の世界線を探していると。
全員が生き残れる世界線かな・・・
今回生き残ってそうですよ?
変わりにシャリア・ブルがやられそう。
キケロガに乗っているし。エルメス代替。
そして世界線を変えるのがジークアクスとマチュなような気がします。
最後にオリジナル世界線のエルメスが登場。
ジークアクスの世界線では製造中止になったエルメスが海の中に。
しかもオリジナルのララァらしき人が乗っている。
凄いことになってきました!
相変わらず予想の上を行く展開に楽しくてしょうがないですね!
第10話はギレンが予告で出ていましたし、どうなるのか楽しみです!
第10話
スタジオカラーやってくれました。
ギレン総帥、登場してすぐ毒殺されました。
ガス系のなにかでしょうか。
マジでここまで引っ張っられてやっと出てきて、速攻やられてしまうとか。
この演出はさすがスタジオカラーとしか言えませんね!
いやぁ、おどろきました。ギレンの無駄遣い。
そしてキシリアの完璧な脚本が凄いし、実行しているのも凄い。
キシリアはニュータイプか?
父を雑に扱ったギレンにめっちゃ切れてたけど
ここまで用意周到、先を見越して動けるのは、本物の才能でしょうか。
ビグ・ザム編隊が13号機まで作られていて
22号機まで作成の予算が承認されたと言っていました。
13号機。
3と13が好きですねぇ。
しかしキシリアの指示によって量産型ギャンとジフレドによって
宇宙最強モビルアーマーが破壊されていくのは、圧巻というか
ビグ・ザムが時代遅れだったのだろうと思う演出でした。
そして巨大ゼクノヴァ発生装置「イオマグヌッソ」
こいつはソーラーレイシステムよりも遥かに凶悪な気がします。
ア・バオア・クー事飲み込むってヤバいですね・・・
動かすキーになっているのがニャアンが乗る機体ジフレド。
この行動によって巨大ゼクノヴァ発生。
これって次は地球を飲み込むということで間違いないですよね?
規模がヤバいぞキシリアさん。
なんとなくですけど、ジークアクスでも動かせる気はします。
良いゼクノヴァを発生させるとか、なんかありそう。
ターンAガンダムの月光蝶の良いバージョンみたいな。妄想ですけど。
そして、ジフレドを止めるために動いたジークアクス。
それを止めるために取り囲む量産型ギャンの姿。
エヴァ量産型を彷彿させる陣形に恐怖を感じました。
いよいよ佳境に入って、真実を突き詰める場面に入るのでしょうが
これって、全部回収できます?
個人的には
映画で最後に回収しそうな気がします。
前編・後編の映画で完結!みたいな。
そんな終わり方になったとしても
悔しいけど、面白いので映画館に行きますけどね!
5話で予想した、マチュとニャアンの対決が観れそうなので
11話も楽しみです。
おわりに
機動戦士Gundam GQuuuuuuXはとてもおもしろいです!
ぜひ、今すぐにでも観てほしい作品です。
オマージュがありますけど、知らなくても普通に内容がおもしろい!
ジークアクス観たあとに、一年戦争を観ても楽しめると思いますよ!
ガンダムが好きでも好きでなくても、観てましょう!
一緒に共感してください!
機動戦士Gundam GQuuuuuuXを観るならAmazonプライム・ビデオ
おわり
ジャケドロ661